RIO Elite Technical Trout
スレきったトラウトを射抜くための「絶対精度」。
極限のソフトプレゼンテーションを可能にする、マッチ・ザ・ハッチ専用ライン。
Overview(概要)
水面を流れる極小の虫を偏食し、少しでも不自然な動きがあれば見切ってしまう狡猾なトラウト。そんな「テクニカルな状況」を打破するために専用設計されたのが、この「Elite Technical Trout」です。
最大の特徴は、長く細く設定されたフロントテーパー。極小のドライフライやイマージャー、ソフトハックルを、水面に波紋を立てることなくふわりと着水させます。さらに、長いヘッドとバックテーパーの組み合わせにより、ロングリーダー・ティペットを使用した遠距離からの精密なキャストや、複雑な流れを躱すための空中でのループコントロール(メンディング)を容易にします。
コアには超低伸縮の「ConnectCore Plus」を採用し、遠距離でのフッキングも確実に決まります。スレた日本の渓流魚や、本流・湖でのシビアなライズ狙いにおいて、他のラインでは手が出ない魚を釣るための究極のウェポンです。
Features(特徴)
Long, Fine Front Taper 無音のソフト着水を約束
ティップに向かって長く細く絞り込まれたフロントテーパーが、フライのターンオーバー速度を和らげます。これにより、#18や#22といった極小のドライフライでも、水面を叩きつけることなく、羽虫が舞い降りるような「無音のプレゼンテーション」が可能になります。
Extended Head & Back Taper 卓越したループコントロール
全体的に長めのヘッド設計(WF5Fで52フィート)と、緩やかなバックテーパーを採用。空中に長いラインを保持しやすく、遠距離のライズに対しても正確にループをコントロールできます。着水後のロング・メンディングも意のままに行え、長いドラグフリーのドリフトを維持できます。
SlickCast & ConnectCore Plus 最高峰の素材とコーティング
市場で最も滑らかで高耐久な「SlickCast」コーティングが、軽い力での圧倒的な飛距離を約束します。さらに、超低伸縮の「ConnectCore Plus」により、遠距離でのキャスティング・タイミングが掴みやすく、微かなアタリでのフッキングも遅れることなく決まります。
Details(詳細仕様)
- ✔SlickCast:ガイドの摩擦を最小限に抑え、飛距離とライン寿命を劇的に向上
- ✔ConnectCore Plus:アタリを逃さず、フッキングパワーを伝える低伸縮コア
- ✔MaxFloat Tip:ティップ部分を高く浮かせ、ドラグフリーのドリフトをサポート
- ✔SureFire:キャスティング距離を正確に把握できる3色カラーリング(Sky Blue / Peach / Gray)
- ✔EasyID:ライン先端にモデル名と番手をレーザー印字
- ✔Front & Back Welded Loops:リーダーやバッキングラインの結節を容易にする両端の溶着ループ
Model Specs
| Line Size | Density | Line Color | 30ft Head Weight | Total Head Weight | Head Length | Total Length | SKU |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| WF3F | Float | Sky Blue/Peach/Gray | 102gr (約6.6g) | 150gr (約9.7g) | 45ft (13.7m) | 80ft (24.4m) | 6-19278 |
| WF4F | Float | Sky Blue/Peach/Gray | 122gr (約7.9g) | 190gr (約12.3g) | 49ft (14.9m) | 90ft (27.4m) | 6-19279 |
| WF5F | Float | Sky Blue/Peach/Gray | 142gr (約9.2g) | 230gr (約14.9g) | 52ft (15.8m) | 90ft (27.4m) | 6-19280 |
| WF6F | Float | Sky Blue/Peach/Gray | 162gr (約10.5g) | 265gr (約17.2g) | 54ft (16.5m) | 90ft (27.4m) | 6-19281 |
※ テーパーが長く設計されているため、標準的なAFTMA規格よりも重量配分がやや後ろに設定されています。
Staff Impression
「あと1ヤード」の距離と、「あと1秒」のドラグフリー。
本流や開けた渓流で、対岸の緩い流れ(反転流)でライズを繰り返すヤマメやイワナ。近づけば逃げられるし、遠くから投げれば手前の強い流れにラインが取られてフライが不自然に引っ張られてしまう。そんな「泣きそうになるほどテクニカルな状況」でこそ、このラインは真価を発揮します。
ロングリーダーシステムとの圧倒的な相性
日本の渓流で多用される「ロングリーダー・ティペットシステム」をターンオーバーさせるには、力強いラインよりも、最後までループがほどけない「推進力の持続」が必要です。このラインの長細いフロントテーパーは、15ft以上の長いリーダーシステムでも、フライが失速することなくフワリと水面に落ちる理想的な軌道を描いてくれます。
【総評】
何でもこなせる「RIO Gold」と比べると、このラインは「ドライフライの繊細な釣り」に特化したスペシャリストです。重いニンフや空気抵抗の大きいフライを投げるのには向いていませんが、ハッチマッチの釣りや、シビアなライズを狙う釣りにおいては右に出るものはありません。自分のキャスティング技術が一段階上がったかと錯覚するほど、美しいループと着水を体験できるはずです。


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