SAGE PERFECT SETUPS
トロピカル・インショア
トラウトとは縁のなさそうな場所でフライを振っていると、通りがかった人に「ここでもフライフィッシングができるの?」と聞かれることがあります。一般にはフライフィッシング=トラウトというイメージが強いので、無理もない質問です。波が打ち寄せる海岸、虫の多いマングローブの森、泥とスパルティナ草の干潟――インショアの釣りは、フライと聞いて真っ先に思い浮かぶ光景ではないでしょう。けれど一度そこでフライを投げてみれば、浜辺もマングローブも干潟も、フライのことを考えるときに頭から離れない場所になるはずです。問題は“ここで釣れるかどうか”ではなく、“なぜほかの場所で釣る必要があるのか”なのです。

REDFISH
レッドフィッシュ
満ち潮、きらめく牡蠣床、流れに揺れるスパルティナ草。私たちにはもったいないほどの光景です。フライで頭を小突かれて、ときに大喜びするような魚もまた、私たちにはもったいない。でもレッドフィッシュは私たちのためにそうしているわけではありません。レッドフィッシュだから、そうしているだけ。ボートのデッキに立ち、13kg級のレッドフィッシュを夢中にさせるポッパーを投げられる――それはケーキの上のアイシングのようなおまけです。私たちにはもったいない魚。それでも、出会える一匹一匹を大切にしたいのです。


PERFECT SETUP|REDFISH
レッドフィッシュ・セットアップ
水面のシュリンプ、重いクラブ、ベイトフィッシュ。干潟のレッドフィッシュのメニューはさまざまです。SALT R8 890-4で、彼らの好みにしっかり応えましょう。ENFORCER 7/8とRIO Redfish WF8Fを組み合わせれば、身近なレッドフィッシュに最適なセットアップになります。

SNOOK
スヌーク
スヌークは、中西部のタンニン色の支流にいてもおかしくない魚。夕暮れまでポッパーやクラウザーを襲っていそうです。それなのに彼らはマングローブの縁で、次の不運なベイトフィッシュを待っている。ターポンやパーミットがいつも以上にそっけない日に一日を救ってくれる、いわばプランBやプランC。派手な仲間の陰に隠れて正当に評価されないのは残念ですが、スヌークはそんなことを気にしません。あなたがいずれ戻ってきて、もう一度チャンスをくれと頼むことを知っているのです。


PERFECT SETUP|SNOOK
スヌーク・セットアップ
マングローブ。魚にとっては聖域、アングラーにとってはラインを切り刻む厄介者です。植生の奥へ正確にフライを打ち込み、掛けたスヌークを根に巻かれないよう制するロッドが成功の鍵。SALT R8 990-4ならそれが可能です。ENFORCER 9/10とRIO Elite Flats Pro WF9Fを組み合わせれば、奥まった水路のスヌーク釣りに最適なセットアップの完成です。

ROOSTERFISH
ルースターフィッシュ
砕ける波のひとつひとつが、ルースターの世界をのぞく窓になります。泡とギラつき、太平洋の波打ち際の混沌の中で、その姿を垣間見られるのはほとんどその瞬間だけ。それでも彼らは警備員のように、単独で、あるいは小さな群れで、波に乗って浜辺まで押し寄せ、一日中あなたの足元を泳いでいたボラの群れを狙います。砂漠は蜃気楼の地。私たちが見る魚の中には、熱と湿気と砂が生んだ幻もあるでしょう。けれど、波の一部であるかのように砕ける波に乗るルースターフィッシュのシルエットを見たら、その光景は一生忘れられません。


PERFECT SETUP|ROOSTERFISH
ルースターフィッシュ・セットアップ
「SALT R8 1090-4に、インターミディエイトティップのラインとTHERMO 10-12を組み合わせるのが、マグダレナ湾でルースターフィッシュやほかのインショアの魚を狙う最高のセットアップです。ルースター、クベラスナッパー、ジャックはとにかく慌ただしくテンポの速い釣りで、チャンスは一度きりということも多い。ファストアクションのロッドとラインの組み合わせなら、フライを素早く必要な場所へ届けられます。THERMOは十分なバッキング容量と、爆発的な走りを止めるブレーキ力を備え、毎日砂と塩にまみれても性能が落ちない耐久性があります。」――ルディ・バビキアン(ロス・ロコス・マグベイ)











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