Elite Scandi 2D
名作「SCANDI 3D」のDNAを受け継ぎ、待望の復活。
水面下をダイレクトに攻略する次世代スキャンディヘッド。
Overview(概要)
惜しまれつつ廃盤となった名作「SCANDI 3D」のDNAを受け継ぎ、日本特注モデルとして待望の復活と進化を遂げた次世代スキャンディヘッド「Elite Scandi 2D」。湖や本流において、フローティング部を省き、水面下でよりダイレクトなアプローチを求めるアングラーに向けて開発されたシューティングヘッドです。
単一密度のシンキングヘッドとは一線を画す、先に向けて段階的に沈下する設計(マルチデンシティ)を採用。フライから先行してスムーズに沈むため、タナを取りやすく、微細なアタリも決して逃しません。また、均一に沈むヘッドに比べて圧倒的にターンオーバー性能に優れており、力むことなく、ふわっと静かに、かつ美しくフライをターンさせることが可能です。
最新のコーティング技術を採用することで前モデルよりも水離れが劇的に向上し、段階的な密度変化による水切れの良さと相まって、水からの引き抜き(ピックアップ)性能が格段に向上しています。普段よりも少ないフォルスキャストや打ち返しで、手返し良く快適なキャストを続けることができます。
Features(特徴)
Multi-Density Control段階的な沈下と美しいターンオーバー
先端に向かって沈下速度が速くなる段階的な設計により、フライをいち早く狙ったタナへ送り込み、アタリをとりやすい一直線の姿勢を保ちます。また、単一密度のシンキングヘッドに比べエネルギー伝達がスムーズで、力むことなく静かで美しいターンオーバーを実現します。
Effortless Pickup抜群のピックアップと超低伸縮コア
進化した最新のコーティングにより水離れが非常に良く、少ない打ち返しで効率的なキャスティングが可能です。さらに、定評のある超低伸縮コア(ConnectCore)を引き続き搭載しており、水中のわずかな変化やショートバイトをダイレクトに手元へ伝え、確実なフッキングをもたらします。
Sink Ratesシンクレート(沈下速度)ラインナップ
※このラインは、そのままリーダーを接続してご使用いただく設計となっています。(別途ティップの接続は不要です)
水面下直下から中層をスイングさせるのに最適なヘッド。ホバー部分がメンディングやピックアップを容易にしつつ、インターミディエイトの先端がフライを確実に水面下にキープします。
より深いタナや押しが強い流れでのプレゼンテーションに最適。インターミディエイトの後端がキャストとラインコントロールをサポートしつつ、タイプ3の先端が魚のいる深度へとフライを送り込みます。
■ さらなる追求のためのリーダー適合ガイド
より細やかなタナ取りや、さらなる多段階沈下(マルチデンシティ)システムを構築する場合は、RIOの「VersiLeader(ポリリーダー)」の接続をおすすめします。
- #5/6 サイズ:「Medium VersiLeader」を組み合わせてください。
- #6/7 および #7/8 サイズ:「Heavy VersiLeader」を組み合わせてください。
Specs(詳細仕様)
- ✔対象:湖・本流でのトラウト、サクラマスなど
- ✔タイプ:シューティングヘッド(ティップ接続不要モデル)
- ✔テクノロジー:最新コーティング、超低伸縮コア(ConnectCore)
- ✔特徴:2段階の沈下速度を持つマルチデンシティ構造
Line Specifications
| Line Size | Density | Total Head Weight | Head Length | Core Strength |
|---|---|---|---|---|
| 5/6WT | H/I | 390gr / 25.3gm | 32ft / 9.8m | 30lb / 13.6kg |
| 6/7WT | H/I | 440gr / 28.5gm | 32ft / 9.8m | 30lb / 13.6kg |
| 7/8WT | H/I | 480gr / 31.1gm | 34ft / 10.4m | 30lb / 13.6kg |
| 5/6WT | I/S3 | 390gr / 25.3gm | 32ft / 9.8m | 30lb / 13.6kg |
| 6/7WT | I/S3 | 440gr / 28.5gm | 32ft / 9.8m | 30lb / 13.6kg |
| 7/8WT | I/S3 | 480gr / 31.1gm | 34ft / 10.4m | 30lb / 13.6kg |
Staff Impression
あの名作が、日本のフィールドに合わせて研ぎ澄まされて帰ってきた。
かつて、本流や湖のスペイアングラー達から絶大な支持を得ていた「SCANDI 3D」。その廃盤を嘆く声は後を絶ちませんでした。しかし今回、そのDNAを色濃く受け継ぎつつ、さらに「日本の水面下攻略」に特化させた『Elite Scandi 2D』として、特注モデルが待望のリリースとなりました。
「表層から深層まで」を完全支配する2つのデンシティ
本モデルの最大のアドバンテージは、「フローティング部をあえて排除した」ことです。これにより、波立つ湖面や複雑な本流の表層のヨレにラインが食われることなく、狙ったレンジを一直線にダイレクトに探ることができます。表層付近を狙う場合は「H/I」、さらに深層を狙う場合は「I/S3」を選択し、着水後のカウントダウンと組み合わせることで、あらゆる深度のストライクゾーンを的確に攻略できます。
先端に向かって段階的に重く・早く沈む設計(2D)は、キャスト直後からフライを先行して沈ませ、スイング中のラインテンションを一定に保ってくれます。この「張らず緩めず」の絶妙なテンションが、微かなアタリを手元に伝える感度の要となります。
手返しの良さが生む「釣果の差」
沈むラインの弱点であった「ピックアップの重さ」。しかし、このラインは最新コーティングによる驚異的な水離れの良さと、段階的密度による抜けの良さが見事に組み合わさり、まるでフローティングラインのように水面からスッと剥がれます。
フォルスキャストを減らし、リズム良く打ち返せることは、一日中振り続ける釣りにおいて疲労軽減はもちろん、圧倒的な手数の多さ(=釣果)に直結します。
【総評】
本流のサクラマスや、湖でのブラウントラウト・レインボー狙いにおいて、H/IとI/S3を使い分けることで表層から深層まであらゆるレンジをこれほど快適に、美しく探れるラインは他にありません。
単一シンキングにありがちなドスッというターンオーバーではなく、フワッと伸びて静かに着水する美しいプレゼンテーション。日本のエキスパートが求めた「スキャンディの理想形」がここにあります。


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