2026年2月中旬より販売
AMBASSADOR SERIESCoastal Crabber
最強のストライパー・アングラー、Joe Websterとの共同開発。
カニパターンを底に張り付かせ、大物を誘い出すための専用設計ライン。
Overview(概要)
Coastal Crabber(コースタル・クラバー)は、地球上で最も熱心なストライパー(ストライプトバス)アングラーの一人、RIOアンバサダーのJoe Websterと共に設計、テストされ、完成しました。Joeはかつて1000日以上連続で釣りをした実績を持ち、その多くをニューイングランドのビーチで、グリーンクラブを捕食するトロフィークラスのストライパーを狙うことに費やしました。
Coastal Crabberのファストシンキング・ヘッドは、カニのフライをリアルに演出することを可能にします。フライを砂地にアンカーさせ(落ち着かせ)、ビーチの底を這うように動かします。
ラインは低伸縮コア(Low-stretch core)を採用しており、感度を高めると同時に、大型ストライパーの硬い口に対するフッキングパワーを向上させています。さらに、ラインのコーティングもこのテクニックのために特別に選定されており、砂や岩の上を引きずる際の耐久性を高めるために、わずかに硬めの配合となっています。
Features(特徴)
Bottom Crawling Actionボトムを這うアクション
このラインの最大の特徴は、フライを確実に底に届け、砂煙を上げながら這うカニを演出できる点です。独自のマルチデンシティ(複合比重)設計により、波や流れの中でもラインが浮き上がりにくく、常にストライクゾーンをキープします。
Durable & Sensitive高耐久&高感度
サーフの過酷な環境下で、砂や岩にラインが擦れることを想定し、通常よりも硬く耐久性の高いコーティングを施しました。また、伸びの少ないコア(芯材)を使用することで、小さなアタリも逃さず、遠距離でも強烈なフッキングを決めることができます。
Images(ギャラリー)
Details(詳細仕様)
- ✔ターゲット:ストライプトバス、その他カニを捕食する魚種
- ✔シンクレート(沈下速度):Intermediate / 5ips / 7ips(先端ほど早く沈む複合比重)
- ✔カラー:Black / Sand(ブラック / サンド)
- ✔コア:低伸縮コア(Low-stretch Core)
- ✔コーティング:耐摩耗性を高めたハードコーティング
All Models Specs
| Line Size | Sink Rate | 30ft Head Weight | Total Head Weight | Head Length | Total Length | SKU |
|---|---|---|---|---|---|---|
| WF8 | Int/5ips/7ips | 300gr (19.4g) | 320gr (20.7g) | 32ft (9.8m) | 110ft (33.5m) | 6-19995 |
| WF9 | Int/5ips/7ips | 350gr (22.7g) | 370gr (24.0g) | 32ft (9.8m) | 110ft (33.5m) | 6-19996 |
| WF10 | Int/5ips/7ips | 400gr (25.9g) | 420gr (27.2g) | 32ft (9.8m) | 110ft (33.5m) | 6-19997 |
※ この数値はあくまで参考値ですので製品によって若干の違いがあります。
Staff Impression
日本フィールドへの「意外な」回答。
RIO Ambassador Series - Coastal Crabber
「本来はニューイングランドのストライパー用ですが……これ、日本のフィールドに最高ではないでしょうか?」
RIOから登場した『Coastal Crabber』のスペックを見た瞬間、多くの日本人ソルトフライアングラーがそう直感したはずです。実際にフィールドで試してみると、その直感は確信に変わりました。
1. ボトムを「舐める」ための完璧なシンクレート
このラインの最大の特徴は、Intermediate / 5ips / 7ips という、先端に行くほど重く沈むマルチデンシティ設計です。 日本の汽水域や干潟(フラット)でボトムを意識したゲームを展開する際、カニやエビのフライを底に這わせる必要がありますが、単一のシンキングラインでは、流れや波の影響でラインの腹が浮き上がり、フライが底から離れてしまうことがありました。 逆に、全体が重すぎるラインだと、今度はライン全体がカキ殻や岩にスタックしてしまいます。
Coastal Crabberの「先端だけが急激に沈み、後方はやや浮力を残す」設計は、フライを確実にボトムにアンカーさせつつ、手前のラインは障害物をかわすという、極めて理にかなったアプローチを可能にします。まさに「這う(Crabber)」ためのラインです。
2. オイスターベッドにも負けないタフネス
甲殻類を捕食する魚が集まるポイントにつきものなのが、カキ瀬や岩礁帯です。通常のラインでは数回の釣行でコーティングがボロボロになってしまうようなハードな環境でも、このラインのために選定された「ハード・フォーミュレーション・コーティング」が真価を発揮します。砂や岩に擦れながら引いてくることを前提に作られているため、精神衛生上も非常に良く、攻めの釣りが展開できます。
3. 安定したループが生む驚異的な飛距離
特筆すべきは、重いシンキングラインのカテゴリーにおいてトップクラスの飛距離が出ることです。 一般的なシンキングラインはヘッドとランニングラインの重量差や太さのギャップが大きく、キャスト時にループが乱れがちですが、このラインはその差が絶妙に抑えられています。そのため対空上のループが非常に安定しやすく、結果として驚異的な飛距離を叩き出します。
シングルハンドロッドでの手返しの良い釣りはもちろんですが、特におすすめなのがダブルハンドロッドとの組み合わせです。特にWF10番はダブルハンドの#7ロッドにベストマッチします。広大なフラットや大河川の河口で、圧倒的な飛距離を武器に広範囲をサーチする釣りにおいて、このラインは強力な武器となるでしょう。
4. 「硬い口」を貫く感度とフッキング
大型魚の口は非常に硬く、フッキングにはパワーが必要です。このラインの「低伸縮コア(Low-stretch Core)」は、ボトムの質感や微かなアタリを手元に明確に伝えるだけでなく、アワセの力をダイレクトにハリ先に伝達します。伸びの少ないラインは、遠投した先でのフッキング率を劇的に向上させてくれます。
【総評】
名前こそ「Coastal Crabber(沿岸のカニ獲り)」ですが、日本のフィールドにおいては「最強のボトム攻略ライン」と呼んでも差し支えないでしょう。浜名湖や東京湾のフラット、あるいは河口域で、カニパターンを使って神経質な大物を狙うアングラーにとって、これ以上の選択肢を見つけるのは難しいかもしれません。
8番〜10番という番手設定も、風の強い日本のコーストエリアでは頼もしいスペックです。海外のノウハウが、図らずも日本のターゲットに完璧にフィットした、奇跡のような一本です。


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