晩冬。寒い。川は渇水してクリア。魚の活性は低い。そして今日は自分の休日——だから釣りに行くのです。
私はClint Goyette。20年以上にわたり、ブリティッシュコロンビア州スコーミッシュ周辺の川で、世界中から訪れるアングラーをガイドしてきました。バンクーバーとウィスラーのちょうど中間に位置するスコーミッシュには、町から30分圏内に5本の川があり、一年を通して素晴らしいトラウトフィッシングが楽しめます。これらの川には4種の太平洋サーモンとウインタースティールヘッドが遡上しますが、ワイルドトラウトの釣りは、いつでも水辺で魚とつながる機会を与えてくれます。
毎年秋と春には増水によって大量の砂利や流木が動き、それまでなかった新しい流れが生まれます。まるで誰かがお気に入りの本を書き直してくれて、それをもう一度読めるような感覚です。ガイドとして、冬の間は毎週2〜3回、時間を作って川を歩くことが欠かせないと考えています。そうすることで広い範囲を見て回れ、水位が高いときには普段見えない地形を確認できるのです。



この日は早朝から、いわゆる典型的な晩冬から早春のコンディションでした。寒く、小雨が降り、山には雪雲が流れていました。雪線は低いままで、川からわずか数百メートル上がったところはまだとても寒いという明らかなサインです。雲のすぐ後ろに隠れた雪をかぶった峰々が、かろうじて垣間見えました。
狙いはレインボートラウト、カットスロートトラウト、そして私の大好きな……ブルトラウト(学名Salvelinus confluentus)です。新たな雪解けも最近の雨もなく、川はかなり渇水して、非常にクリアで、そしてとても冷たいはずでした。地元の予報では、午後から晴れてくるとのこと。私にとっては完璧なコンディションです。この状況を踏まえ、ステルスなアプローチを選びました。ステルスといえば、私の選択はユーロニンフです。新しく登場した10ft(約3.0m)3番のSENSE 3100-4こそ、手持ちのロッドの中から選ぶべき完璧なステルスツールでした。
「ロッドをケースから取り出すと、そこにあるのは……ロゴまで真っ黒な美しいロッド。マットな仕上げが、こうしたステルスな状況で釣るときに不要な日光の反射を防いでくれます。」
フライラインを折り返してロッドのシングルフットガイドに通していきます。リーダーは、黒と白のサイター素材が一体になったRIOテクニカル・ユーロニンフ・リーダー。黒と白のサイターは、ユーロスタイルで釣る際に抜群のコントラストを発揮します。ウェーダーの中に手を入れて5Xのティペットのスプールを取り出します。ティペットは新しいものが一番! 片手でスプールを持ち、ティペットの端をつまんで6ft(約1.8m)ほど、つまり「自分の身長とちょっと」くらい引き出します。さっと切って、新しいティペットをクリンチノットでティペットリングに結び、しっかり引っ張って強度を確かめてから、フライボックスを開けました。SENSEの準備は万端です。
私の晩冬から早春向けのボックスには、メイフライ、サーモンの稚魚、ストーンフライ、ミッジ、カディスを模したフライが入っています。私の経験では、はっきりとしたハッチがないときは、特定のひとつの餌ではなく、いろいろな餌に見えるカスタムフライが最もよく釣れます。ゴールドやシルバーのビーズで巻いたものもあれば、ブラックやコッパーの地味なものもあります。ホットオレンジやピンクのビーズもいつだって試す価値があります。私のパターンに共通していることがひとつ……どれも重いということです。これはBC州の地元規則で、バーブレスのシングルフライのみと定められているためです。特定の虫を模していない、重くて派手なフライを結びました。



最初のプールの頭から釣り始め、流しながらテクニカルなセッティングの感触を確かめていきます。ロッドは速く、バット部分のパワーをしっかり感じられました。キャストは正確で、プレゼンテーションのためにロッドを高く構えるのも自然に感じられます。一通り流してもアタリはなく、小さめのフライに替えてもう一度頭から流しました。数投のうちに、最初のしっかりしたバイトがありました。重い魚です! しかし残念ながら、ティペットはほぼ即座に切れてしまいました。切れた箇所を調べると、ラインがフックのアイに巻き付く部分で切れていたのは明らかでした。歯か岩による傷が原因でしょう。ついていません。プールを2回流したので、移動することにしました。
氾濫原を歩いて次にトラウトが潜んでいそうな場所へ向かううちに、つま先が温まってきました。エルク、シカ、そしてオオカミの足跡が、ここにいるのは自分だけではないことを思い出させます。冬のストーンフライが岩の上を這い、鳥がさえずり始め、空は晴れ間と雲が入り混じるようになりました。食いが立ち始める予感がします。ちょうどそのとき、水深4ft(約1.2m)の深みへ流れ込む、ちょうどいい速さの良い瀬に出くわしました。大きな場所ではありませんが、魚が付くには十分です。探りのキャストのためにラインを少し引き出しました。2投目でヒット。昨年の産卵の婚姻色がまだ残る、黒っぽく美しい居着きのブルトラウトです。魚を水に浸けたまま素早くリリースし、次の流れへ向かいます。



ここブリティッシュコロンビアでは、ブルトラウトは頂点捕食者です。美しさと力強さを兼ね備えています。オンタリオ出身の私は、ブルトラウトをずっと「水中のオオカミ」、あるいはBCのノーザンパイク(学名Esox lucius)だと思ってきました。その体は川底近くに低く構えるように作られており、リラックスしながらも、油断した獲物にいつでも襲いかかれる状態でいます。まさに捕食者の魅力そのものです。
ここから釣りは少々おかしなことになってきます。ここからは「釣れまくり」でした。その後の1時間半ほどで、さらに6尾ほどのブルトラウトをネットに収めたと思います……16インチ(約41cm)クラスが2尾(私は「新入り」と呼んでいます)、続いて18〜22インチ(約46〜56cm)の平均的なサイズが数尾。いい魚ですが、私は一日の締めくくりにふさわしい良型を探していました。



ついに、ドリフト中にわずかな止まりがあり、合わせました。ずっしり。動きを待っても、返ってくるのはゆっくりとした鈍い引きだけ。重い魚が掛かったとわかりました。ロッドのバットを前腕の下に当て、この魚とのやり取りで手首が疲れないようにしました。腕を曲げて、ロッドが常に自分と相手の間にあるように保ちます。ロッドは完全に視界の中にあり、ティップを上げつつ、自分側の岸に向けてやや下に倒しています。この瞬間、SENSEはコルクまで完全に曲がり切っていました。
まったく寄せられませんでしたが、大きくゆっくりとした尾の蹴りと首振りが伝わってきます。そのとき、魚は大きな胸びれ——水中の硬い翼——を使って深みへと向きを変えました。大物ならではの典型的な動きです。強い流れに入り込んだその怪物は、ESNリールからラインを引き出していきます。ここはついていくしかありません。5Xのティペットで上流の自分のところまで引き戻せるはずがないのはわかっていました! より有利な位置を取れるまで、魚を追って下流へと走るファイトが続きました。最終的に魚の下流側に回り込み、ネットに収めることができました。その瞬間、そこにいたのは……胸びれの先端の鮮やかな白い縁を見せつけ、「見よ、我こそはチャーなり!」と叫んでいるかのような魚。その隣には、スリムでオールブラック、マットな3100のSENSE。信じられない光景でした。



SENSEは最高のロッドです。ステルスなオールブラックのデザインは間違いなくかっこいい。その見た目に、ニンフを正確にキャストし、なおかつ大物をコントロールするのに必要なテクニカルなパワーをすべて備えた軽量なパッケージが組み合わされているのですから、私が言いたいのはひとつだけです——もう1本もらえませんか?
Clintのオールラウンド・ユーロニンフ・セットアップ
「新たな雪解けも最近の雨もなく、川はかなり渇水して、非常にクリアで、そしてとても冷たいはずでした。地元の予報では、午後から晴れてくるとのこと。私にとっては完璧なコンディションです。この状況を踏まえ、ステルスなアプローチを選びました。ステルスといえば、私の選択はユーロニンフです。そして10ft 3番のSENSE 3100-4こそ、手持ちのロッドの中から選ぶべき完璧なステルスツールでした。ESNリールとRIO FIPSユーロニンフ・ラインを組み合わせたこのセットアップは、さまざまなユーロニンフィングの状況に対応できます。」
— Clint Goyette(ブリティッシュコロンビア州スコーミッシュ、Valley Fishing Guides オーナー/ヘッドガイド)
ロッド:SENSE 3100-4
リール:ESNリール
ライン:RIO FIPS Euro Nymph
FISH WITH CLINT
このギアとテクニックを実際に試してみたい方は、下のリンクからClint Goyetteとの釣行を予約できます。
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文・写真
Clint Goyette
編集/執筆 Clint Goyetteは、ブリティッシュコロンビア州スコーミッシュにあるValley Fishing Guidesのオーナー兼ヘッドガイドです。プロのアングリングガイドとして、すべてのお客様に最高のサービス、知識、水準、そして安全を提供することに力を注いでいます。ノバスコシア州ハリファックスのダルハウジー大学で生物学の学位を取得し、オンタリオ州リンジーのサー・サンドフォード・フレミング・カレッジで魚類・野生生物技術の訓練も受けています。Federation of Fly Fishers認定のフライキャスティング・インストラクターであり、CPRに加え、アウトドア・エマージェンシー・ケア、ウィルダネス・ファーストレスポンダー、スイフトウォーター・レスキューの救急訓練も修了しています。ボート操船技術と安全性はカナダ運輸省の承認を受けています。これらの資格により、カナダ観光人材協議会(CHTRC)からプロフェッショナル・アングリングガイドとして認定されています。スコーミッシュで妻と3人の子ども、そしてたくさんのペットと暮らしています。
Chase White
写真 Chase Whiteは、ブリティッシュコロンビア州スコーミッシュを拠点とする、商業・エディトリアル分野のアウトドアフォトグラファー、プロデューサー、デザイナーです。ブリティッシュコロンビアらしさを象徴する場所や体験を記録することが多く、自然と、人が「生きていることにワクワクする」ようなアウトドアの営みから創作のインスピレーションを得ています。その作品は世界中の出版物、映像、ブランドで取り上げられています。自身も熱心なフライアングラーで、仕事をしていないときは、妻のLindsayと愛犬Tedと一緒にホームリバーでワイルドな魚との出会いを求めている姿が見られるでしょう。ChaseはInstagram(@anadromous)でフォローできるほか、chasewhite.comでもさらに多くの作品を見ることができます。





原文:Guide's Day Off - Squamish, BC(Sage/SAGE・Far Bank Enterprises、2021年4月21日)
写真:SAGE・Far Bank Enterprises
日本語訳:Fly Fishing Outfitters WALTON

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