生涯をかけた釣りへの情熱は、Richard Magillをミシガン州南西部からセントローレンス川へ、そしてモンタナ州ミズーリ川での1,000日を超えるガイドワークへと導いてきました。
現在はコロラド州のGolden Fly Shopを拠点に、トラウトカントリーでカープを狙うことに特別な専門性——そして執着——を培っています。淡水の「ゴールデンボーン」を追うための彼のヒント、テクニック、そしてトップフライを紹介します。
また、今週デンバーにいる方は、RIOシグネチャータイヤーであり、SAGE Elite Proでもある彼が「スラムバサダー」として出場するCarp Slam XXで、その姿を見ることができるでしょう。Denver Trout Unlimitedが主催し、デンバー・サウスプラット川の保全に役立てられる、第20回を迎えるカープのプロアマ大会です。



コモンカープを世界に通用するフライフィッシングのターゲットと考えるなら、デンバー都市圏は間違いなく世界屈指のフライフィッシング・デスティネーションです。
コロラドの「ゴールデンボーン」をサイトフィッシングで狙う釣りは、どんなに熟練したアングラーにとっても手強い挑戦です。完全に目で見て組み立てるゲームなので、トラウトフィッシングというよりハンティングに近いと言えます。アングラーは明確な意図を持ち、静かに、正確にターゲットへ忍び寄らなければなりません。ひとつでも不用意な動きをすれば、その「黄金の幽霊」にフライを食わせる望みは消えてしまいます。
デンバー・サウスプラット川、略してDSPは、このエリアでも有数のカープ・フィッシャリーです。流れ、濁りのある水、そして警戒心の強い魚——この手強い組み合わせが、水辺での最高の時間をもたらしてくれます。
タックルはいたってシンプルです。6番、7番、8番のいずれかがあればよく、最も理想的なのは7番です。私のお気に入りのロッドは、SAGEのPOWER R8 690-4FBとR8 CORE 790-4。リールは6/7/8のARBOR XLがこの釣りには文句なしのベストです。シールドドラグと大径スプールを備え、怒り狂う魚も手なずけられるARBOR XLなら、カープ用のセットアップをそのままお気に入りのボーンフィッシュのフラットでも使うことができます。
カープ釣りに最適なラインは、RIOのGold XP、Elite Smallmouth Bass、そしてFlats Proです。この夏は、Smallmouth Bassテーパーが私の定番でした。7番のラインは240グレイン、37ft(約11.3m)のヘッドを持ち、近距離でもロッドに楽に負荷を乗せられます。ほとんどの「ドラッグ・ン・ドロップ」の場面に理想的です。リーダーは9ft(約2.7m)16lbのFluoroflex Bonefish/Saltwaterリーダーに、12lbのFluoroflex Saltwaterティペットを約16インチ(約40cm)足してフライを結びます。



カープを狙うときに考えるべき主なテクニックは3つあります。1つ目は「フラット」アプローチです。止水域で20〜40ft(約6〜12m)先の魚が機嫌よく捕食しているとき、魚の進行方向にリードを取ってフライを置き、魚にプレゼンテーションを横切らせる方法です。鋭く正確なキャストと、魚を驚かせないよう重すぎないフライが求められます。
2つ目は、おそらく最も一般的なテクニックである「ドラッグ・ン・ドロップ」です。これを成功させるには、水の中をゆっくりと移動し、気配を消すことが欠かせません。捕食中のターゲットを見つけたら、魚に気づかれないようにできるだけ近づきます。プレゼンテーションは、カープの頭の3〜4ft(約0.9〜1.2m)先にキャストするだけ。フライが着水した瞬間にロッドティップを持ち上げてフライを水面まで浮かせ、そのまま水面を引きずって、捕食中のカープのラインに入ったところで落とします。魚が反応しなければ、フライを小さくトゥイッチしてみましょう。この時点でカープは食うか、逃げるかのどちらかです。
最後のプレゼンテーションは、「ドラッグ・ン・ドロップ」を応用した「スイング・ン・ドロップ」です。DSPで釣っていて気づいたのは、カープが速い流れの中での捕食を好むということです。流れの中は確かに攻略が難しいのですが、フライをじっくり見定める時間がないぶん、カープはより積極的に食ってきます。ここで「スイング・ン・ドロップ」の出番です。この方法では、アングラーは捕食中の魚の上流側に立つ必要があります。魚の上流へキャストし、流れがフライを運んでくれるだけのテンションを保ちます。フライが所定の位置まで流れたら少しスラックを与え、カープの捕食ゾーンへ沈めます。ここでカープが前に突進してフライを押さえ込むか、逃げるかのどちらかです。
プレゼンテーションはこのゲームの大きな要素ですが、適切なフライがなければカープはなかなか釣れません。カープフライには様々な重さとサイズがあり、一般的にはザリガニ、リーチ、水生昆虫、淡水の貝類のいずれかを模しています。上達までの道のりを少しでも短くできるよう、私のお気に入りのフライをいくつか紹介しましょう。

RIO'S DICK'S MAGIC CARP
まずは個人的なお気に入りから。RIO's Dick's Magic Carpは、流れの中で捕食しているカープにフライを届けたいときに最適です。捕食ゾーンまで一気に沈められるよう重いダンベルアイを付けてデザインし、長く不規則に動くテールによって、ひどい濁りの中でもカープがこのおいしそうなエサを見つけて吸い込めるようにしています。

RIO'S CARP 'N CRUNCH
お気に入りの淡水のフラットで警戒心の強いカープを狙うなら、ブラックカラーのRIO's Carp 'N Crunchにかなうフライはなかなかありません。カープはこの「ドラッグ・ン・ドロップ」の切り札を、ほぼ間違いなくおいしいリーチだと思って食っています。マラブーとラバーレッグで巻かれたCarp 'N Crunchの控えめな動きは、プレッシャーのかかった魚を驚かせることなく口を使わせるのに十分です。カープアングラーのボックスには絶対に欠かせない1本です。

CARP CRACK
カープが極度にスレていて、見ただけで逃げてしまうような状況では、より自然で繊細なプレゼンテーションが必要です。その答えがダークオレンジのCarp Crackです。重く攻撃的な鉛のダンベルアイではなくビーズチェーンアイで巻かれているので、神経質な魚に気づかれることなく、そっと着水させることができます。

RIO'S CRAY CRAY
タンカラーのRIO's Cray Crayは間違いなくお気に入りの1本です。池や湖、川での「ドラッグ・ン・ドロップ」の場面で、このフライには何度も助けられてきました。ザリガニは何でも食べますし、Cray Crayはその中でも最高クラスのパターンです。唯一の難点は、ラージマウスバスもこのフライが大好きなこと。まあ、うれしい悩みですね。

RIO'S BABY GOT CLAWZ
流れの中のカープを狙うとき、捕食ゾーンに入れるためのカギは、抵抗が大きすぎず、ちょうどよい重さを持たせることです。RIO's Baby Got Clawzはその点で他のフライより優れており、自然なザリガニの見た目は、機嫌よく捕食しているカープに警戒心を与えにくいのです。このフライは、速い流れでの「スイング・ン・ドロップ」の定番として、すぐに私のお気に入りになりました。
原文:Carp Flies and Techniques with Richard Magill(Richard Magill/RIO・Far Bank Enterprises、2026年9月8日)
写真:RIO・Far Bank Enterprises
日本語訳:Fly Fishing Outfitters WALTON

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