次のストリーマー用フライラインをどう選ぶか。ストリーマーフィッシングを次のレベルに進めなければと思って地元のフライショップに出かけ、フライラインが並ぶ「絶望の壁」を眺める。高さ12階建て、幅は数ブロック分もありそうな壁に、魚の絵がびっしり描かれた色とりどりの箱が並んでいて……どのラインを選べばいいのかまったく分からない。
自分に合うのはどれだろう?ティップの長さはどのくらいがいいのか分からない。深さは?ああ、選択肢が多すぎる。ここでは、あなたのフィールド、あなたの釣りのスタイル、あなたの好みに合いそうな、代表的なストリーマー用ラインをいくつか見ていきましょう。

自分のゾーンを見つける
水面直下を探る
最初に決めるべきことは、ストリーマーをどの深さに入れたいかです。水面近くを引きたい人もいるでしょう。それが魅力的に思えるなら、RIOのOutbound Short、あるいは私のお気に入りのひとつであるRIOのPredatorがおすすめです。どちらもヘッドが長めでパワーがあり、ボーリングの球でもない限り、この人気のフローティングラインのストリーマーツールで投げたいものは何でもターンオーバーさせられます。
どちらもフロントテーパーは短いながらパワフルで、フライをしっかり届けてくれます。投げていて楽しく、エネルギーに満ち、それほど深くない渓流や川を釣る人にはぴったりです。秋の釣りにはほぼどこでも活躍してくれるラインです。春に特大サイズのサーモンフライや、フォーム製の巨大なグラスホッパーを投げるのが好きなら、兼用ラインとしても使えます!
水深1〜2ft(約30〜60cm)のレンジは?
2つ目のゾーンは、水面下ですが深層までは潜らない層です。Streamer Tipは、フライを水面下に沈めて、12〜24インチ(約30〜60cm)のゾーンで泳がせ続けたい人のために設計されています。インターミディエイトのフライラインも投げていて楽しいものです。驚くほどロードしやすく、投げやすい。なぜフライラインメーカーは、すべてのフライラインをインターミディエイトのような投げ心地にしないのだろうと不思議に思うほどです。
水深4ft(約1.2m)未満で小〜中サイズのフライを使うのが好きなら、このラインがぴったりです。一般的に抑えた色やクリアカラーのティップを持つ、こうしたステルス性の高いフライラインは、私のホームフィールドであるミズーリ川で最もよく使われています。水深12〜36インチ(約30〜90cm)の場所がたくさんあります。ボートから釣るインターミディエイトラインは、ストリーマーで成功するための鍵です。沈むのを待つ必要もなく、キャストも快適です。
私はすっかりIntermediate Streamer Tipに惚れ込んでいます。フローティング部分がないので、ラインがすぐに、安定して水中に入っていきます。F/I(フローティング/インターミディエイト)の組み合わせもなかなかのラインで、シンクティップ系のフライラインのなかでは間違いなく最も一般的です。沈む部分がラインの先頭にあり、シンクティップの長さはさまざまです。RIO Streamer Tipには10(原文表記は10”)のインターミディエイトシンクティップが付いています。さらに15ft(約4.6m)のInTouch Sink Tipと、24ft(約7.3m)のInTouch Sink Tipがラインナップを完成させています。
つまり、まず深さを決め、次にティップの長さを決める。どれも、さまざまな水域タイプや水深に対応できる優れたラインです。

深く沈めたい!
これで、ごく浅い水域用のラインと、水面下の中層を狙うラインがそろいました。でも、もっと深い深層を狙いたい。日の光をめったに浴びない大物を、底をさらうように狙いたい。大きなブラウントラウトが潜む暗い水を釣りたい。深く沈めたい!そんな魚、そんな目的、そんなアングラーのために設計されたフライラインがあります。
上で紹介した同じフライラインの、タイプ3やタイプ6のティップを探してください。インターミディエイトティップのほか、タイプ3やタイプ6のティップも用意されています。StreamerTip、15ft Sink Tip、OutBound Shortには、いずれも優れた沈下性能を持つさまざまなボディがあります。RIO OutBound Shortには、毎秒3インチ(約7.6cm)で沈むタイプ3シンクティップ付きのインターミディエイトボディがあります。タイプ6は、そう、毎秒6インチ(約15cm)で沈みます。これらのラインは深く沈みます。沈む部分が、深いランをいとも簡単に捉えます。カウントダウンしながら試行錯誤で新しい深さを見つけていきましょう。
タイプ3とタイプ6のラインなら、狙いたい深さまで届きます。先ほど触れたように、ラインを沈めて数秒カウントダウンすれば、狙ったゾーンに届かせられます。底が見えない川の中央部を釣るタイプのアングラーなら、タイプ6が合っているかもしれません!
これらのシンクティップラインは優れた設計により、キャストが容易です。ほかのラインや古いシンクティップラインで感じたり見たりした、あの「キック」はもうありません。RIOは太めのボディセクションを組み込むことで、おなじみのシンクティップのキックをなくしました。ありがたいことに、あの時代は過去のものです。かつてのラインの危なっかしい感触に嫌気が差したアングラーもいました。でも、今のモダンなシンクティップテーパーなら、そんな日々はもう過ぎ去った話です。
すべてのInTouchフライラインには、伸びのないConnectCoreテクノロジーと、リールから出すときに絡まない、寒冷時でもしなやかなコーティングが採用されています。ConnectCoreによって確実なフッキングができ、ランディングできる魚も増えます!
さあ、釣りに出かけよう!

Mark RaislerはRIOアンバサダーで、モンタナ州クレイグのHeadhunters Fly Shopを拠点にしています。20歳からフライフィッシングを始めました。スカジット川のほとりのフライフィッシング一家で育ちましたが、その年齢になるまではこのスポーツに魅力を感じていませんでした。1992年5月にミズーリ川と出会い、それ以来一度も振り返ったことはありません。1997年から現在まで定住しています。最初の数年間は業務用フライのタイヤー兼キャスティングインストラクター。2000年にガイドを始め、2005年にモンタナ州のアウトフィッターに。2008年にHeadhunters Fly Shopを開店。この広大なフィールドでのドライフライフィッシングを愛しています。ミズーリ川という枠の中で、学び、成長し続けられるフィールドです。そして私は、今も学び続けています。
原文:Streamer Line Choices(Mark Raisler/RIO・Far Bank Enterprises、2016年10月24日)
写真:RIO・Far Bank Enterprises
日本語訳:Fly Fishing Outfitters WALTON

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