スティルウォーター(湖沼)でのトラウトフィッシングは、あまり注目されていません。そしてその良さを知る人たちは、おそらくそれでいいと思っているはずです。一年の大半にわたってチャンスがある湖や池は、岸から狙う人にも、ベリーボート(フロートチューブ)派にも、ジョンボートの仲間たちにも、尽きることのない機会を与えてくれます。今は多くの川が春の増水と濁りで不安定な時期。スティルウォーターは、腹を空かせたトラウトを狙う絶好の選択肢になります。以下では、RIOのフライデザイナー、Patrick Kilbyが、春のトラウトを狙って近所の池へ出かけるためのアドバイスとお気に入りのフライを紹介します。
前回のメールとブログ記事で雪代水の時期におすすめのフライを紹介した際、川が雪解け水でいっぱいになる時期には湖のほうが安定した選択肢になると書きました。以前の私は、川や渓流のように水を読めない湖に気後れしていました。しかし、キーとなる水深、エサとなる生物、そして魚探などの電子機器の使い方を学ぶにつれて自信がつき、釣果も上がっていきました。湖でトラウトを狙うのにフライを5つだけ持っていっていいと言われたら、私が選ぶのは次のフライです。その理由もあわせて紹介します。

FAB、テキーラ、サイズ10
湖で釣るときは、魚が何を食べているかを知っておくと役立ちます。そこで私はスロートポンプ(小さなターキーバスターのようなもの)を使って魚の食道からサンプルを取り、直前に食べたものを確かめます。ただし、そのためにはまず1、2尾釣らなければなりません。最初の1尾を釣るための定番フライが、テキーラカラーのFABです。私はたいていドリフトボートかカヌーで釣りをし、一日の始まりに湖の上をジグザグにゆっくり漕いで回ります。ロッドはロッドホルダーに固定し、タイプ3またはインターミディエイトのラインに9ft(約2.7m)のリーダーでこのフライをトローリングします。湖を回っている間、魚探のDeeper+ソナーで水深と魚の反応を注意深くチェックします。魚を1、2尾ランディングできれば、サンプルを取って、どんなエサを食べているのかをより正確に把握できます。ミジンコを食べていれば、そのままテキーラのFABで釣りを続けるか、サンプルのプランクトンにより合う色に変えます。

RIO's Raven Leech、ブラック、サイズ8
優れたリーチパターンは数多くありますが、私のネットに最も多くの魚を運んできたのがこのフライで、フライボックスの中で重要な位置を占めています。非常にスパース(控えめ)な作りで、ウエイトはガラスビーズだけなので、キャストしやすさは夢のようです。タイプ3のラインに9ftのリーダーで使います。たいてい水深10ft(約3m)以下の場所で、自分の周りに扇状にキャストしていきます。底から1、2ft(約30〜60cm)ほどのところまで沈め、中くらいから速めのトゥイッチでリトリーブするのが定番です。こうするとフライがわずかに上下に波打つように動き、泳ぐ本物のヒルを模倣します。ピーコックのボディは水中でオリーブにもブラウンにもブラックにも見えるので、とても汎用性が高いフライです。

RIO's Red Assassin、ブラウン/コパー/ブラウン、サイズ16
湖のトラウトのエサの非常に大きな割合をカイロノミド(ユスリカ)が占めているので、メニューに載っている可能性は高いです。春はミッジの幼虫が小さめのことが多いので、#16のフックのほうがよくマッチすると感じています。まだ浮上する準備ができていない虫なので、体内にガスをためたような光沢感はありません。そのため、ブラウン/コパー/ブラウンのカラーのRIO's Red Assassinを好んで使います。

RIO's Hangin' w/My Chromies、ブラウン、サイズ16
ミッジが蛹の段階で水面に向かって上昇し始めているなら、ブラウンのRIO's Hangin' w/my Chromiesを選びます。上記の2つのカイロノミドパターンは、たいてい風下にキャストし、インジケーターの下に吊るして底から12〜18インチ(約30〜45cm)上に漂うようにセットします。これはいくら強調しても足りませんが、これらのフライはノンスリップ・モノループノットで結ぶ必要があります。そうしないとフライが揺れず、魚はその揺れを見たがっているのです。

Sili-Leg Stone、ダークブラウン/オリーブ、サイズ10
イトトンボやトンボのニンフは湖に常にいるので、トラウトにとってもうひとつの重要なエサになります。Red Head Leechはイトトンボと見間違えられることもあるので、私はいつも、よりボリュームのあるトンボのニンフを持っていきます。Sili-Leg Stoneは厳密にはトンボのパターンではありませんが、話を聞いてください。前後の触角とテイルを切り落とすと、トンボのニンフにそっくりな、ずんぐりとして足の多いブラウン/オリーブのごちそうが残るのです。水深10ft以下の場所で、フローティングラインかインターミディエイトに9ftのリーダーで使います。キャストしたら少し沈め、ゆっくりとしたハンドツイストリトリーブで引いてきます。このフライに食ってくるとかなりの衝撃があるので、ロッドはしっかり握っておいてください。
原文:Fly Recommendations | Top Stillwater Fly Picks from RIO's Flies Designer(Patrick Kilby/RIO・Far Bank Enterprises、2025年5月28日)
写真:RIO・Far Bank Enterprises
日本語訳:Fly Fishing Outfitters WALTON

User Name 2 Days ago
Lorem ipsum dolor sit amet, consectetuer adipiscing elit. Aenean commodo ligula eget dolor.