Kenについて
「私はKen Morrishです。オレゴン州アッシュランドにあるFly Water Travelの共同創業者で、旅行セールス部門のディレクターを務めています。そして夜——たいてい午後8時から11時のあいだ——は、RIOフライのタイヤー兼フライデザイナーです。幸運にも世界中の最高のフィッシャリーの数々で釣りをしてきましたが、旅に出る前には、何か特別なものを生み出せないかと、必ず新しいパターンを巻いていきます。自分やほかの人たちが水辺で成功できるようにと、常に新しいパターンを開発しているのです。そのせいで、実行する時間よりもデザインのアイデアのほうが多いくらいです。たいていは旅から戻ったあと、水辺で学んだことをもとにパターンを微調整しています」
Trailer Trashのデザイン
「2000年代初頭、最初の2段構造のイントルーダー系パターンが世間に出回り始めたころ、スティールヘッドやその他の遡河性の魚を狙ってスイングできる、シンプルで安価な、シルエットの大きなフライを作りたいと考えました。そうして生まれたのがTrailer Trashです」

Trailer Trashでの釣り
「2002年、手元には初期のプロトタイプが数本ありました。そんなとき友人のJon Hazlettが、ローグ川で起きている、めったに見られないキングサーモンの現象を見に来ないかと誘ってくれたのです。ナイトシェードカラーのプロトタイプを結んだときは、ほとんど真っ暗でした。それから待ち、見えるくらいに明るくなってきたころ、Jonが上流に向かって私たちのほうへ進んでくる、大きな水面の盛り上がり(ナーバスウォーター)を指差しました。2投目で、15フィート(約4.6m)の9番が張り詰め、何かとてつもなく大きなものが掛かりました。20分後、へとへとになった私の足元には、見事な40ポンド(約18kg)のチノック(キングサーモン)が横たわっていました。しばらくして、もう一尾、本当に強烈なのを掛けましたが、バラしてしまいました。ファイト中にトレーリング材が抜けてしまったのです。頭にきましたよ。そこで次の夜、二度とそんなことが起きないようにデザインを作り直したのです!
このフライの使い方と使いどころ
「大きめのフライが合うフィッシャリーであれば、幅広い状況で使える、とても汎用性の高いフライです。冬のスティールヘッドにはナイトシェードがお気に入りで、秋と春にはシャーベットを多用します。そして溯上したばかりのキングサーモンには、シャルトリューズが定番です」
原文:Behind The Fly - RIO's Morrish Trailer Trash(Ken Morrish/RIO・Far Bank Enterprises、2022年10月27日)
写真:RIO・Far Bank Enterprises
日本語訳:Fly Fishing Outfitters WALTON

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