RIO's Ghostbuster Shrimpは、人間の世界と、スティールヘッドが棲む謎めいた水中の世界とをつなぐ「架け橋」となるべく生み出されました。バイトを誘発する素材の組み合わせは絶妙そのもの。リアルさ、揺らめき、フラッシュが一体となり、市場にほかにない唯一無二のパターンに仕上がっています。沿岸の幽霊たちを捕まえるのに、プロトンパックは必要ありません。ただし、ビームを交差させてはいけません。とんでもないことになりますから!
Patrickについて:
私はPatrick Kilby(RIOフライデザイナー)。スティールヘッドに情熱を注ぐアングラーです。スティールヘッドフライを巻いたり、デザインしたりするのが大好きです。
Ghostbuster Shrimpのデザイン:
遡河性の魚がエビを好んで食べることは周知の事実です。私もエビを食べたことがありますが、確かにおいしい。このフライをデザインするにあたって、私が求めたのは次の要素でした。
- スペイロッドでのキャストを妨げない、大きなフライであること
- 根掛かりを防ぐため、フックポイントが上を向くスティンガーフックとダンベルアイを組み合わせること
- ハサミを表現すること(市販のパターンではあまり使われない要素)
- リアルさとアピール力を兼ね備えた、輝くシェルバックを持つこと
このフライでの思い出深い経験は?
2022年、RIOの社員数名がブリティッシュコロンビア州の伝説的なディーン川へ釣りに出かけました。この水系は、おそらく世界で最も強いと言われるスティールヘッドの系統で知られています。彼らが戻ってきたとき、RIO's Ghostbuster Shrimpが一番よく釣れたフライで、何尾ものスティールヘッドをネットに収めたと聞かされました。1週間ずっとスペイロッドに同じ1本を結んだまま、失くすことも、交換することもなかったそうです。1週間ずっと川底を引きずられ、何度もバイトを受け続けたフライとしては、実に驚くべきことです。
お気に入りの水の状態は?
このフライは「スティールヘッドグリーン」と呼ばれる緑がかった水色から、クリアな水まで使えます。水が緑がかっているときは、濃いめのオレンジ/レッドのバージョンが好みです。クリアな水ならライトピンクを選びます。
どの川や水域のために開発されたのですか?
私は海に直接注ぐ川で使うのが好きですが、五大湖エリアでスイングして釣果を上げているガイドもいます。
おすすめのテクニックは?
スイング中に最大限の揺らめきが出るよう、ノンスリップ・モノループで結んでいます。最低16lb(約7.3kg)以上のリーダーを4〜6ft(約1.2〜1.8m)取り、川に合ったシンクタイプのティップにつなぎます。通常は、流速と水深に応じてT-8からT-14の10ftまたは15ft(約3mまたは約4.6m)のティップを使います。好みのロッドは13ft〜13ft6in(約4.0〜4.1m)のスペイロッドです。
新しいフライをボックスから出したときにやっているもうひとつのコツは、岸辺の泥をフライ全体にこすりつけてから、川ですすぐことです。こうして「なじませる」ことで気泡が残らなくなり、すぐに沈むようになります。
ほかに伝えたいことは?
スティールヘッドは、身を隠すのがうまく、一部の人にしか姿を見せないことから「ゴースト(幽霊)」と呼ばれることがあります。このフライの名前は、そこから生まれました。「The Ghostbuster」は、暗号を解き明かし、魚が隠れている場所を見つける手助けをしてくれるのです。
原文:Behind The Fly - RIO's Ghostbuster Shrimp(Patrick Kilby/RIO・Far Bank Enterprises、2022年12月21日)
写真:RIO・Far Bank Enterprises
日本語訳:Fly Fishing Outfitters WALTON

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