コンテンツに進む
青い川を背に大きなレインボートラウトを両手で抱えるアングラー

FISH BETTER

ロッキー山脈の春の釣り

Yakoda Supply2018年4月2日

文:Hurley Kane(コロラド州ボルダー Rocky Mountain Anglers ガイド)

春がやってきました。サマータイムの始まり、暖かな気温、虫の飛び交う午後、機嫌のいい魚たち、そして野球のコロラド・ロッキーズの春季キャンプ——どれもが「非公式な春の始まり」を告げています。冬のあいだ、アングラーは混み合うテールウォーターに閉じ込められ、凍りつくロッドガイドにイライラさせられてきましたが、雪解けが始まり、いよいよシーズン開幕です! フリーストーンの川もゆっくりと目を覚まし始めました。安定して暖かい日が続くようになり、フロントレンジ一帯で釣りの選択肢が一気に広がっています。狙い目は、ボルダー・クリーク、セント・ヴレイン川とその支流、プードル川、そしてクリア・クリークの一部の下流域です。ほかにもコロラド川、イーグル川、ノース・プラット川、アーカンザス川が、素晴らしい春のスタートを切っています。これからの6週間は、一年のうちでも屈指の好シーズンになり得ます。「プレ・ランオフ」「春の釣り」「隠れたシーズン」など呼び名はいろいろありますが、呼び方なんてどうでもいい。私が一年で最も好きな時期のひとつで、それにはちゃんと理由があります……魚たちの食欲スイッチがオンになるのです!

地元の多くの釣り場では、引き続きミッジが主要な餌であり続けます。とはいえ、日を追うごとに、そして気温が上がるごとに、ブルーウィングドオリーブ(BWO)と呼ばれるメイフライが、トラウトの主食としてどんどん存在感を増していきます。低標高域が暖まる一方で、山の積雪はまだ本格的に解け始めていないこの時期は、扱いやすい水量、活発な虫、腹を空かせた魚がそろい、アングラーにとってまさにお祭り状態です。ミッジ中心の乏しい食生活で「長い」冬を過ごした魚の多くは、メイフライが現れると荒食いモードに入ります。今から6月中旬ごろまでは、リグにBWOのニンフを入れておくのが間違いなく得策です。インジケーターの下にBWOとミッジを組み合わせたリグは強烈に効きますし、ストーンフライとメイフライの組み合わせも同様です。私の定番リグは、Girdle BugにオリーブのRS2を結んだもの。きちんと流せば、州内のほぼどの川でも魚が釣れるはずです! ハッチが本格化し、魚が水面のダン(亜成虫)に狙いを定め始めたら、Para-Extended Body BWOやSparkle Dunのようなリアルなイミテーションが抜群に効きます。その年最初のドライフライへのライズほど、たまらないものはありません!

水温が上がると魚の体温も上がります。変温動物である魚は、華氏40度台半ば(約7℃)ほどの暖かい水でより活発に餌を食べるようになります。そうなると、水面のドライフライを食う、うまく通したストリーマーを追う、あるいはニンフを食うために3フィート(約90cm)も動く、といったように、フライに反応しやすくなります。冬場の深い付き場ではなく、フィーディングレーンに魚を探しましょう。流れの中ほどのシーム、泡の筋、リフル、ランなどから探り始めるのがおすすめです。この時期はストリーマーの釣りも絶好調になり得ます。魚は腹を空かせていて、餌のためなら労を惜しみません。まさに食欲全開です! 私は最近、白や明るい色のストリーマーでとんでもなくいい思いをしていて、今月はGoldieで何尾もいい魚を仕留めました。このフライはマラブーの量が絶妙で、水中で本当に生き生きと動いてくれます。

アングラーが両手で差し出す、斑点の鮮やかなブラウントラウトのアップ

春はレインボートラウトの産卵期でもあります。秋のブラウントラウトと同じように、レインボーも産卵と受精のために砂利底の瀬を探します。これは私たちアングラーにとって何を意味するのでしょうか? いくつかあります。まず、産卵床(レッド)にはできるだけ立ち入らないこと。見ればすぐに分かります。磨かれたようにきれいな砂利が、わずかにくぼんでいる場所です。また、産卵中の魚を狙って釣るのは、アングラーの世界ではバチ当たりな行為とされています。どうか敬意を持って接してください。倫理面はさておき、この時期ならではの戦術が、シーズン最大の一尾をもたらしてくれるかもしれません。釣っている川で魚が産卵しているなら、リグのフライのうち少なくとも1本はエッグパターンにするのが得策です。ヤーン、ビーズ、ホットヘッドなど、どんなものでも有効です。鼻で笑うアングラーもいますが、実際に魚は釣れます……判断はお任せします。高タンパクな卵は、機会さえあれば魚がたらふく食べる餌なのです。もうひとつのアドバイスは、砂利の瀬に近い深い淵を釣ること。大物はたいていそこでくつろぎながら、動くべきタイミングを待っています。

コロラドの早春ほど、外で過ごすのに最高の季節はありません。冬がゆっくりとその手を緩めていく光景、音、匂いは、何ものにも代えがたい美しさです。夏の混雑はまだ始まっておらず、ランオフで川が増水する前の今こそ、ラインを濡らしに、あるいはハイキングに出かける絶好のタイミングです。最後にひとつアドバイスを。想定外に備えてください。ロッキーの春は天気が目まぐるしく変わるので、重ね着をしてしっかり準備しておきましょう!

おすすめドライフライ トップ5

  • Parachute Adams #14〜22
  • Para-Extended Body BWO #18〜22
  • CDC Comparadun BWO #18〜22
  • Sparkle Dun #18〜24
  • Sprout Midge #20〜24

おすすめサブサーフェスフライ トップ5

  • Chocolate Foam-back RS2 #18〜22
  • Bling Midge #20〜24
  • Juju Baetis #18〜22
  • Girdle Bug #6〜10
  • Chartreuse Glo-bug #16〜22

おすすめストリーマー トップ3

  • Articulated Goldie
  • Sparkle Minnow
  • TB Leech

原文:Spring Fishing in the Rockies(Yakoda Supply、2018年4月2日)
写真:Yakoda Supply
日本語訳:Fly Fishing Outfitters WALTON

0
0
0

Comments

Instgram Profile Picture

User Name 2 Days ago

Lorem ipsum dolor sit amet, consectetuer adipiscing elit. Aenean commodo ligula eget dolor.

Please login to like & comment

Select Product:

The Collection Snowboard: Hydrogen
The Collection Snowboard: Hydrogen The Collection Snowboard: Hydrogen

Select Size:

  • S
Description:

Loading...