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赤い岩肌の山を望む川で、ドリフトボートの船首に立つアングラー

Western Resource Advocates:ロアリングフォーク・バレーのダム建設計画撤回

Mark Rauschenberger2019年1月14日

私たちは、せわしない惑星に暮らしています。それは変えようのない事実です。けれども、ますます限られていく天然資源をどう守るか、そのやり方なら変えることができます。ここアメリカ西部では、私たちの水系がますます注目の的になっています。増え続ける人口からの強い圧力と、気候変動の悪影響によって、この貴重な資源の権利をめぐり、自然保護団体と自治体との間で絶え間ない争いが繰り広げられているのを、私たちは目の当たりにしています。

水面の上で両手にすくい上げた斑点の多いトラウト

昨年10月、自然保護に取り組む仲間たちは、ひとつの勝利を祝いました。それをもたらしたのは、私たちの友人である団体、Western Resource Advocates(WRA)です。WRAはアスペン市やほかの複数の自然保護団体と協力し、ロアリングフォーク川上流域のマルーン・クリークとキャッスル・クリークに2基のダムを建設する計画を断念するという合意をまとめ上げました。その代わりに市は、町に必要な水を確保するだけでなく、気候変動や将来の水需要の変動にも耐えられるよう町を備える、創造的でスマートな水利用の代替策を採用・実施していく計画です。

山あいの川をドリフトボートで下りながらキャストするアングラー

この合意は、西部をはじめ各地のコミュニティにとってのモデルケースと見なされるべきものです。対立するグループ同士でも、全員の利益を考えた計画のもとで歩み寄る道はあるのです。結局のところ、この地球を暮らす場所としてこれほど素晴らしいものにしているのは、私たちを取り巻く自然の驚異です。目先の必要のためにそれを犠牲にするのは近視眼的であり、非常に危険なことにもなりえます。一度損なわれてしまえば、元に戻すにはたいてい手遅れなのです。

川面の上で指先につまんだカットスロートトラウト

アウトドア愛好家、冒険者、そしてフライフィッシャーを代表して、私たちYakodaのチームは、この合意を実現させ、私たちの野生の自由な場所が「野生で自由な」ままであり続けるようにしてくれたWRAの友人たちに感謝を伝えたいと思います。これから先もずっとロアリングフォーク・バレーで冒険を楽しめること、そして近くの、そして遠くの愛すべき水系のために、さらに多くの勝利が続くことを楽しみにしています。森はそれだけでは声を持ちません。Western Resource Advocatesのような団体がなければ、私たちには森を守るための剣もないのです。

原文:Western Resource Advocates: Roaring Fork Valley Dam Mitigation(Mark Rauschenberger/Yakoda Supply、2019年1月14日)
写真:Yakoda Supply
日本語訳:Fly Fishing Outfitters WALTON

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