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夕日に赤く染まる山の稜線と、その上に広がる雲

FLY SPOTLIGHT

フライスポットライト:The Green Machine(オリーブCDCニンフ)

Yakoda Supply2021年6月29日

ランオフ(雪代)の季節が少しずつ近づいてきました。この時期に私たちが特に好んで使うフライのひとつが、ジグ仕様のオリーブCDCニンフです。一年を通して安定した釣果が出せる優秀なパターンですが、特に真価を発揮するのは早春から晩夏にかけて。このパターンがよく効く秘密は、CDC(Cul De Canard)フェザーにあります。CDCフェザーのユニークな点は、気泡を抱え込む性質があること。そのおかげで、フライが羽化のために水面へ浮上していく虫のように見えるのです。そうした羽根の「魔法」を抜きにしても、きちんと巻かれたCDCは一本一本のファイバーが水中で踊り、フライに豊かな動きと生命感を与えてくれます。トラウトにとっては、たまらない存在です。

The Green Machineは、使う時期によってさまざまな水生昆虫に化けるフライパターンです。まだランオフが始まっていない早春には、沈みが速くメイフライのニンフに似せられる14番を好んで使います。春から夏にかけては10番や12番。増水した流れでも速く沈むうえ、何より重要なのは、グリーンドレイクのニンフやストーンフライに似ていることです。氷が解けて高地の湖が釣れるようになったら、小さなウーリーバガーの後ろにトレーラーとして結び、ストリップで引いてきます。ゆっくりとしたストリップの動きとCDCフェザーの組み合わせに、湖の魚は夢中になります! この場面では、ベイティスのニンフを模した小さめの16番を使います。

Green Machineは季節を問わず驚くほど汎用性が高く、よく釣れるフライです。そうした理由から、私たちのFly Tinには欠かせない定番になっています。重いタングステンビーズとジグフックの組み合わせにより、フライはフックポイントが上を向いた状態で泳ぎます。このタイプのフックはトラウトなどの魚へのダメージが最も少なく、たいていは上あごにフッキングします。

The Green Machineはどんな釣り方をしても構いません。ただし、魚を取り込む準備だけはしておいてください。どんなときでもしっかり結果を出してくれるフライですから。

バイスに固定したジグフックでGreen Machine(オリーブCDCニンフ)を巻いていく手順のアニメーション

The Green Machineの巻き方

  • フック:400BL ジグフック #10〜16
  • ビーズ:フックサイズに合ったゴールドのスロット入りビーズ
  • スレッド:UTC 6/0 オリーブ
  • テール:フェザントテールのファイバー
  • ボディ:オリーブのHareline(ヘアライン)ダビング/Opal Mirage Tinsel またはフラッシャブー
  • リビング:細めのコッパーワイヤー
  • ソラックス:オーストリッチハール
  • 仕上げ:オリーブのCDCフェザー

フックは400BLのジグフック10〜16番を使い、サイズに合ったスロット入りのゴールドのタングステンビーズを組み合わせます。

UTC 6/0のオリーブのスレッドをフックに取り付け、シャンク全体をベンドまで下巻きします。

フェザントテールのファイバーを6〜8本切り取り、フックベンドの位置に取り付けます。フェザントテールの長さは、ビーズからフックベンドまでのシャンクの長さと同じにします。

フェザントテールを留めたら、Opal Mirage Tinselを数インチ(数cm)切り取り、フックベンドに取り付けます。同じ位置に、ブラッシーサイズのコッパーワイヤーも取り付けます。

固定できたら、オリーブのHarelineダビングを取り、スレッドに細くダビングを撚りつけます。フックベンドから1/4インチ(約6mm)ほど前の位置からダビングを始め、ベンドに向かって巻いていきます。ベンドまで来たら、今度はダビングを重ねながら巻き進めてテーパーのついたボディを作り、フックのおよそ3分の2の位置まで来たら止めます。

そこでOpal Tinselをダビングボディの上側にかぶせます。留めたら、ボディとティンセルの上からコッパーワイヤーを4〜5回巻きます。ワイヤーを留めたら、ナチュラルカラーのオーストリッチハールをきれいなものを4本用意します。ビーズの後ろでオーストリッチハールを留め、ダビング・ティンセル・ワイヤーを留めた位置までスレッドで巻き戻ります。そこからオーストリッチハールを前方へ巻いていき(このときスレッドはビーズの位置にあるはずです)、きれいなカラーを作ります。フックのサイズにもよりますが、たいてい3〜6回巻けば十分です。

オーストリッチハールを留めたら、形のよいオリーブのCDCフェザーを選び、ファイバーが羽軸(ラキス)に対して直角に開くようにしごいておきます。CDCの先端をスレッドで3回ほど巻いて留めます。ファイバーを後ろ向きにしごきながらCDCをゆっくり巻いていき、虫っぽいきれいなカラーを作ります。フックに巻けるのは、たいてい1.5〜2周ほどです。フェザーを留めたらウィップフィニッシュし、スレッドにヘッドセメントを塗って完成です。

CDCのファイバーの中にはフックより長いものも出ますが、それで問題ありません。CDCはフックベンドまで届くくらいが理想です。もっとすっきりしたCDCカラーにしたい場合は、長すぎるファイバーを指でつまんでちぎってしまいましょう。

原文:Fly Spotlight - The Green Machine(Yakoda Supply、2021年6月29日)
写真:Yakoda Supply
日本語訳:Fly Fishing Outfitters WALTON

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