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雪の残る川沿いの道をロッドを手に歩く3人のアングラー

ADVENTURES

冬のデシューツ川でユーロニンフィング

Ethan Law2023年2月14日

寒い冬の釣りは、さまざまな面で厳しいものです。手がかじかんでリグを組むのもひと苦労、トラウトは捕食モードに入っておらず、グローブやレイヤリング、帽子などに煩わされて、とにかく快適とは言えません。それでも冬の釣りの一番の魅力は、川にほかのアングラーがほとんどいないことです。新しいSTRIKEの発売を控え、私たちはKC Badger、Kayla Lockhart、そしてフォトグラファーのClayとともに、最後の撮影とテストを兼ねてデシューツ川に挑むことにしました。

まずは私自身とFar Bankでの役割について少しお話ししておきましょう。私はEthan、REDINGTONのコミュニティマネージャーです。フィールドで活躍する仲間たちと、あらゆる素晴らしい冒険に出かけるのが私の仕事です。ユーロニンフィングは、競技の世界がまだ形づくられつつあった時期に、その現場で覚えました。国内でもトップクラスのトラウトアングラーたちと一緒に釣りをし、彼らから学ぶという幸運に恵まれ、そのすべてが今の私につながっています。さて、それでは本題に戻りましょう。

TILTリールの付いたロッドとともに、レインボートラウトを水面で手にするアングラー

Kayla LockhartとKC Badgerとは、ブーツにスタッドを打ってもらうため(結果的に打っておいて本当に正解でした)、そして直前の買い物を済ませるために、Deschutes Anglerで待ち合わせました。オーナーのAmyはまさにレジェンド。個性にあふれ、面白い話が尽きず、アドバイスもとても参考になりました。準備が整ったところで、KaylaとKCが以前に釣ったことのある最初のポイントへ向かいました。

オレンジの袖の仲間からフライを受け取るフード姿のKayla Lockhart

今回のターゲットはレインボートラウトとホワイトフィッシュ。使うのは新しいSTRIKEの10ft6in(約3.2m)3番です。これにTILTリール、RIOのFIPSライン、そして競技の世界で覚えたレシピで自作したマイクロリーダーを組み合わせました。

雪の残る峡谷の川でロッドを大きく曲げて魚とやり取りするアングラー

KCとKaylaが車の近くで撮影に付き合わされている間に(ありがとう、Clay)、私は岸辺のポイントへ下りていき、ランの脇に人が歩くくらいの流速の場所を見つけました。速い流れのすぐ脇に最初の一投を入れると、4Xのマイクロリーダーが妙な動きをしたので、すかさずアワセを入れました。なんと、デシューツ川での最初の釣行、最初の一投で、最初の一尾です! 新しいSTRIKEは、キャストの窮屈な近距離でも完璧に機能してくれました。狙いは正確で、小型の魚もまったく問題なくいなせます。私は大喜びすると同時に、これでその日の運を使い果たしてしまったのではと心配にもなりました。幸いそんなことはなく、数分のうちにさらに2尾をランディングし、みんなの様子を見に戻りました。

流れの中でランディングネットに魚を誘導するアングラーの手元

Far Bankの「ユーロニンフィング部門CEO」として、私は魚が釣れた直後にポイントを移動するという経営判断を下しました。本来、魚のいる場所を離れて別の魚を探しに行くべきではありません。ただ、全員がウェーディングして、より開けた状況でロッドの感触をしっかり確かめられるようにしたかったのです。私たちはもっとウェーディングしやすい下流のポイントへ移動しました。Kaylaと私が流れを丹念に探り始める一方、KCはいつものKCらしく、持ってきていた別のプロトタイプロッドでストリーマーを流すことにしました。上流からKCのリールのドラグが猛烈に鳴る音が聞こえるまで、彼は無言でした。そして「おい、掛かったぞ」という声。Clayと私が急いで下流へ向かうと、KCがサマースティールヘッドを掛けていました。残念ながら魚は一度も向きを変えることなく、ゴツゴツした川底でKCのラインを切っていきました。

川の中の草の小島に犬と並んで立ち、ロッドを構えるKayla Lockhart

Kaylaと私は、はじめはなかなか結果が出ませんでした。4Xのマイクロリーダーに、RIOのFluoroflex Strongの4.5Xをつなぎ、TB Rubber Legsと、ドロッパーにRIOのRain Drop(Purple/Black と Olive/Silver)を結んでいました。冬の釣りで大事なのは、正しい水のタイプを見つけ出すことだと私は考えています。予想どおり、浅いランや歩くより速い流れではまったく釣れませんでしたが、平均水深60〜90cm(2〜3ft)ほどのランの脇に大きなスロットを見つけたところで、状況が一変しました。

ニンフが並ぶフライボックスからフライをつまむ手元

ランの一等地(Aウォーター)より下で、水中の岩の間を縫うように探っていくと、すぐに魚が釣れ始めました。魚のバイトが積極的ではないことに気づいたので、サイターのわずかな動きや、ロッドに伝わる小さなコツンという感触にも集中するようにしました。不自然な止まりやアタリのほとんどが、レインボーかホワイトフィッシュでした。何尾もランディングし、そのうち2尾は15〜17インチ(約38〜43cm)クラスで、冬のレインボーとしては素晴らしいファイトを見せてくれました。魚が溜まっているのは明らかでしたし、一番いい場所にはまだ手をつけてもいなかったので、みんなを呼びに戻ることにしました。この短い時合いは、ロッドを評価するうえで最高の機会になりました。同クラスのどのロッドにも劣らない正確さがあり、繊細なアタリを捉えるのに必要な感度を備え、細いティペットを守りながら素早く魚を寄せられるバックボーンと柔軟性も持ち合わせていました。バランスや全体の重量にもとても感心しましたし、釣りを終えてから、ダブルスネークガイドのおかげでリーダーがティップに絡むことがほとんどなかったことにも気づきました。総じて、リグを組み直す時間が減り、魚を釣る時間が増える進化した機能を備えた、競技にも通用するユーロニンフィングロッドができあがったと確信しました。

川辺でハイタッチを交わすKayla Lockhartと仲間

クルーをそのポイントに連れていくと、KCもKaylaもすぐに魚を掛けました。Kaylaは何尾もランディングし、その中にはとびきり元気なレインボーもいました。わずかに残る日の光があるうちに車で帰れるよう、4時ごろに釣りを切り上げました。全体として、本当に素晴らしい一日でした。デシューツ川のことはいまもよく思い出します。ベストシーズンの様子を見に、また戻るのが待ちきれません!

原文:Winter Euro Nymphing The Deschutes(Ethan Law/REDINGTON・Far Bank Enterprises、2023年2月14日)
写真:REDINGTON・Far Bank Enterprises
日本語訳:Fly Fishing Outfitters WALTON

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