10代を生きるのは簡単なことではありません。いわゆる「普通」の子ども時代を過ごしてきた人にとってさえそうです。残念ながら、多くの10代の経験は、とても普通とは言えないものです。あまりにも多くの若者が、最初から圧倒的に不利に仕組まれた山札からカードを配られています。15歳で法的に親元から独立したKayla Lockhartは、人生の次の章をたった一人で歩み始めました。家庭という安らぎのないまま、思春期の後半から大人になるまでの年月を乗り越えなければならなかったのです。うつと不安に苦しみながら、Kaylaは安全で安定した心のよりどころを探し求めました。そして24歳のとき、初めてフライロッドを手にし、新しい向き合い方を見つけたのです。現在Kaylaは、フライフィッシングやアウトドアでの活動を通じて、里親のもとで暮らす子どもたちや困難を抱える人々を支援する非営利団体THE MAYFLY PROJECTで活動しています。フライフィッシングは、今日の若者が直面するさまざまな困難をすべて解決してくれるものではありません。けれど、自信を育み、アウトドアとの意味あるつながりを築くための、よい出発点にはなります。誰にでも「自分の居場所」と感じられる場所があるべきで、そして、釣りに値する人生があるべきなのですから。
原文:A Life Worth Fishing(Redington/REDINGTON・Far Bank Enterprises、2020年10月5日)
写真:REDINGTON・Far Bank Enterprises
日本語訳:Fly Fishing Outfitters WALTON

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